夕子ちゃんの近道
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夕子ちゃんの近道 著者:長嶋 有 |
フラココ屋という、アンティーク屋さんを囲む人々の話が、短編連作の形になっています。
骨董品屋さんにかかわる人の時間の流れって、どこか世間からずれてる気がする。
だから、人生の中で少し休憩したいときや、
つらい時、一時休むことが出来る、そんな場所になってる。
川上弘美さんの『古道具 中野商店』とも、同じような雰囲気を感じました。
フラココ屋という古道具店で、ゆるく束ねられている人々が、
付かず離れずの関係の中で、それでも、それぞれが一歩ずつ踏み出していく。
そんな、出発前のひとときを描いたような作品です。
静かで淡い時間が流れています。
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