クワイエットルームにようこそ
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クワイエットルームにようこそ (文春文庫 ま 17-3) 著者:松尾 スズキ |
お話の舞台は、精神病院の閉鎖病棟で、
結構シリアスな内容なのに、
それに反して、軽いかたりで書かれています。
主人公の女性の一人称視点なんだけど、
最初、男性著者が書く女性像にちょっと違和感を感じました。わざと下品に書いているのかもしれませんが。
このお話って、著者が監督を務めて、映画化されているんだそうですけど、
テーマの割には、軽いので安っぽいものになるんじゃないか?なんて思ってしまいました。
でも、「うっかり落ちた場所が、ここだった」
みたいな感じで、精神病棟(しかも閉鎖病棟)の患者たちが、各々思ってて、
だから、誰もシリアス感がないんですよね。
精神病棟(閉鎖病棟)って、
うっかり出たり入ったりするところっていうか、
正常と異常の境ってけっこう無かったりするんじゃないかってそんな印象を受けました。
軽く書いてるのはその効果を狙っているのかもしれませんね。
ちなみに映画のキャストが、
内田有紀、宮藤官九郎、蒼井優、りょう、妻夫木聡、大竹しのぶという顔ぶれで、
なかなか役柄に合って、いい感じだと思うので、
急に映画にも興味がそそられました。
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