山背郷
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山背郷 (集英社文庫) 著者:熊谷 達也 |
がっちり芯の通った力強い作品でした。
東北の寒村を舞台に、その厳しい自然の中で働く人々の力強さ、生きるエネルギーを描いています。
昭和20年代頃の話になるので、今ではこのお話の舞台になったあたりの人々の生活様変わりしているかもしれませんが、
当時は戦後で皆が貧しく、生きることに一生懸命でした。
また、自然と共に生きた人々の話ですから、人間の本来のあるべき姿があるような気がします。
自然と共存するために、人々は慎み深かったし、
自然の怖さを知っていて、敬意を払ってもいた。
現代社会には薄くなっている感覚かもしれません。
また、東北地方ならではの山や海を相手にした生業は、未知の世界であり、新鮮で面白かったです。
それぞれの短編で、「潜りさま」「マタギ」「ひらた船」「川崎船(ジャッペ)」
いろんな職業の人々が出てきます。
また、土着の色濃い「オカミン」や「モウレン船」、「御犬殿」などの話も面白かったです。
またそれらを東北の方言で書かれているので尚、雰囲気が出ています。
この地方のことをよく調べられているのだなぁ、と感心しました。
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コメント
熊谷さん、時々外れは有るのですが好きな作家さんです。特にこの山背郷は私の大好きな作品。
熊谷さんは東北出身で、作品のほとんどは東北を舞台にしています。
投稿: Todo23 | 2008年10月26日 (日) 21時17分
兄様、こんにちは。
この作品は、兄様のところで知って、
良さそうだと思って、早速購入したんですけど、
ずっと積読状態だったんです(^-^;
やっと読めました!
兄様が褒めていらっしゃっただけあって、
本当に良かったです!
当たり外れがあるのですか・・・
えっと、今度は、有名どこで、『邂逅の森』
なんかいいかな!?って思ってますが、どうでしょうかね。
でも、これって、マタギ3部作なんですねぇ。
やっぱり、1作目から読むべきかな。
投稿: えびすけ | 2008年10月31日 (金) 10時21分