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『蟹工船』

蟹工船・党生活者  /小林多喜二/著 [本] 蟹工船・党生活者 /小林多喜二/著 [本]
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現在の格差社会にもつながる様な内容でした。
しかし、今の「派遣切り」などとは比べものにならないほど(質が違いますが)、
不当な扱いを受ける労働者達の過酷な労働情景が描かれています。

こんなひどいことがあり得ていいんだろうかと思うほど、
今では考えられない様な資本家の横暴ぶりですが、
どんな劣悪環境でも、耐え忍ぶしかなかった労働者達が居たのも、また事実だったんですね。

カムチャッカ沖で蟹をとり、船内で缶詰にする蟹工船、
はるか海のかなたの船内での出来事だから、
余計にエスカレートして、好き放題だったのでしょう。

でも、そんなことがいつまでも許されるはずはない。
労働者達もただ我慢していられるはずはない。
こぶしをあげる日が来るしたがはず。
そう、そうでなくっては。

ほんとに辛いばかりの前半のストーリーで、
最後に少し光が見え、ほっとしたのを覚えています。
(読後からかなり時間が経っているため、感想が若干曖昧になっています)

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