見張り塔からずっと
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見張り塔からずっと (新潮文庫) 著者:重松 清 |
「カラス」「扉を開けて」「陽だまりの猫」の3編が入っています。
どれも夫婦の関係がテーマ。
「カラス」は昼間団地内で繰り広げられる、大人のイジメ。
それをはじめはいさめながら、だんだん恍惚とし、
最後は知らぬ顔をする夫。
「扉を開けて」は、子供を失い、心の均衡を保てなく妻を支えながら、
やがて、自分もバランスを崩し始める夫。
「陽だまりの猫」は、自分と結婚したことで、
相手や、相手の親の人生を狂わせてしまったことに、
気兼ねして、遠慮して生きる女性。
現状が辛いために、軽い二重人格となって、現実をやり過ごしている。
どれも、辛く胸の痛くなりお話ばかりでした。
それぞれの夫婦の関係は今後どうなってゆくのか。
そのまま目をつぶるのか、終焉を迎えるのか・・・。
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